白川 そら

SHIRAKAWA SORA / cv.植田 佳奈

キャラクタ概要:

 758学園の3年生。湊ヒメきららと同じく、先代生徒会の一人。先代生徒会メンバーは、そらが心から信頼を寄せる数少ない仲間。

 科学技術全般に造詣が深く、天才肌のクールビューティ。趣味は天体観測と電子工作キットを生み出すこと。科学技術全般に深い造形を持ち、技術の役立て方を常に考えている。高嶺の花な雰囲気から中々近づきにくいイメージを持たれがちだが、本人は気さくで明るいお姉さん。困った人をみかけると何かとアドバイスを始める。口癖は「説明してあげる」。(本人的には「説明しよう!」と言い切りたいが、そこは尊敬と僅かな恥じらいから中々達成できずにいる)

 子どもたちの空想科学に対する憧憬を否定しない。よって現実に可能な事と、想像の世界との差をリアリスト的に断じ、夢を壊すようなこともしないし、知識をひけらかすこともしない。だが困っている人や知識を求める人にやさしく説明することで、理解と可能性が広がる過程が大好き、そんな人物。

 むしろ、思考実験という意味ではアメコミヒーローなどの立ち振る舞いをよく観察するし(現実にはどうやったら実現できるだろうか?)、特撮技術全般に対する試行錯誤のアプローチ(創意工夫で生み出される表現)などにはリスペクトもしている。(要は、理屈はさておきヒーローものが好きだったりもする)

 嫌いなことは0か1かで物事を捉えること。また疑似科学が広がる過程。苦手なことも同じ。趣味の電子工作はどちらかというと、電子工作自体を楽しむというよりは、子供たちが科学に興味を持つためのきっかけとしての工作キットを生み出す過程が好き、といった様子。

 また、大のガジェット好き。最近はXR分野についてあれこれと取り組んでおり、米国の通販サイト(ebayなど)に出品される様々なアイテムや、日々クラウドファンディングに登場する新しい試みに胸を躍らせる。

 ひょんなきっかけから、1年F組の観月先生には、何かと役立つ(と本人は言っているが実際は当たりはずれの多い)ガジェットコレクションを提供することが多い。

キャラクタデザイン:おやま

誕生の経緯:

 プロジェクト第21のキャラクタとして誕生したそら。


ep.25『また逢う日まで』 にて登場した、レッド・ムーン・パニッシャーの技術的後方支援をしていることも明らかに。

モチーフ: 名古屋市科学館  (→Webサイト

1962年、名古屋市中区白川公園内に開館した総合科学博物館。世界最大級のプラネタリウムドームが目を引く外観デザインに加え、マイナス30度の部屋でオーロラ映像を体験できる装置や、高さ9mの人口竜巻を体験できる装置など、四つの大型展示も設置されている。科学館は、エントランスがある「理工館」をはじめ「天文館」、「生命館」の3館で構成しており、それぞれのテーマに沿った常設展示などをおこなっている。